春のアナザーカバー祭り
季節は春。あったかくなりました。
今年の春は、個人的にはタイトル通り、春のアナザーカバー祭りです。
上の左がポプラ文庫『江の島ねこもり食堂』、
右が実業之日本社文庫『逃がし屋トナカイ』のアナザーカバー(全面帯扱い)でございます。
『えのねこ』は光栄なことに、ポプラ社さんのあるかしら文庫フェアの中の1冊に選んでいただきました。
このフェアでは、対象作品すべてにヨシタケシンスケさんの描き下ろされたフェア用カバーがつくんです〜。う、う、う、嬉しやー!
『えのねこ』の表紙はこんな感じ。
ヨシタケさんの描くお母さんや子どもは、いい感じに疲れていて、リアルでホッとします。
「家族ってなんだろうなーって思ってて。何かのヒントになるようなお話って、あるかしら?」
あります。ありますよー。
それでは読んでください。名取佐和子で、『江の島ねこもり食堂』!
てな具合。
『トナカイ』の方は、「もっと売りましょう! いろいろな人の目に触れましょう!」という担当編集さんのがんばりの結果です。
ものすごくありがたい! そんな編集さんのがんばりに応えて、売れたい! ものです!
丹地陽子さんにお願いして、『トナカイ運送』を営む主人公の神(左)と矢薙(右)を描いていただきました。
キャラクターにチューニングを合わせた表紙となっております。
ザ・バディストーリーという『トナカイ』の特色が、存分にダダ漏れしてるのではないでしょうか。
拙著では『金曜日の本屋さん』シリーズの表紙も、丹地さんに描いていただいてます。
『トナカイ』とのタッチの違いが、秀逸です。
おまけ。
上がアナザーカバー。下がオリジナルの表紙となっております。
アナザーカバーは全面帯扱いで、オリジナルの表紙の上にかかっていますので、2種類の表紙を楽しめますよ。
言わずもがなですが、小説の中身はまったく同じです(新刊ではありません)。念のため。
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