『江の島ねこもり食堂』その後あれこれ。

発売早々、『江の島ねこもり食堂』に重版がかかりました。嬉しいです!

何よりもまず、買って読んでくださった読者さまに感謝を!!!!

そして、そんな読者さまに『えのねこ』(略したーっ!)をつなげてくださった書店さまにも厚く御礼申し上げます。



いくつかの書店さまが仕掛けてくださった熱い展開を編集さんから聞いて、できたら直接御礼を言いたいなあと思っていたところ、「書店いくつか、まわってみる?」というお話がっ! きたよっ!

書店員さんのお仕事は膨大で、とても忙しい身なのがわかっているだけに恐縮する気持ちもあったのですが、こんな機会は滅多にないと思ってホイホイ出かけていきました。


まずは、サクラ書店ラスカ平塚店さま

ごはんとお味噌汁のPOPがよくできていて、感動です。

他の作家さんの作品のPOPも力作揃いの本屋さんで、本自体の展開が終わったあともPOPだけ店内のそこかしこに飾られています。

楽しいし、POPのついた本はすべからく読みたくなりますね!

あ、サクラ書店ラスカ平塚店さまの展開全景はこちら↑になります。

(写真は、以前編集さんに送っていただいたものを使っています)

サイン本も作らせていただきました。1冊当たりをつけたので、ぜひ買ってみてください。

はっ。何のひねりもなく懇願してしまった・・・。



次に東海道線でのぼり、藤沢駅へ。


ブックエキスプレス藤沢店さま


こちらの書店さまでは、『江の島ねこもり食堂』と『ペンギン鉄道なくしもの係』を並べて展開してくださっていました。

猫とペンギン。さらに私の著作には、鶏(かざみどり)とトナカイもあったりします。

動物作家と呼んでください。いや、呼ばなくてもいいです。

とにかく、「ご当地小説」と書かれたPOPが嬉しい。ありがとうございました!


そのままちょっと移動して、有隣堂藤沢店さま

あの、コレ何度か言ったり書いたりしてるんですけど、藤沢市で育ったんです、私。

小学4年生から大学卒業するまで、つまり青春まるっとです。

最寄り駅は辻堂でしたが、テラスモールなんて影も形もない時代だったんで、買い物はもっぱら藤沢駅に頼っていました。

だから、大きな本屋さんといえば、「藤沢の有隣堂!」なんです、私にとっては。

聖地なんです、私にとっては。

そんな有隣堂藤沢店さんは、単行本のときから『江の島ねこもり食堂』を推してくださっています。こんなありがたいことってある? ないよね? 果報者だよね、私?

「私は有隣堂藤沢店で生まれてはじめて、本を選んで、買って、読んで、〝自分の〟本にする愉しみを知りました。ありがとうございます」

と、今回やっと現役書店員さんに直接伝えることができて、感無量でした。

サイン本や大きな色紙まで作らせてもらって、「幸せ。ああ、このまま昇天しそう」とボーッとしていたら、本の展開写真を撮り忘れたというね・・・しまらないことこの上ない。

7位にランクインしていた写真だけはしゃいで撮ってきたあたり、もうなんか、お恥ずかしいや。(だが、包み隠さず載せました)



最後は大船駅まで電車でいっての、ブックエキスプレス大船店さま




どーん!

店頭に! 本の! タワーがっっっ!

夢にまで見た自著のタワー積みだっ!

自分の本を探して店内をウロウロするのが当たり前だと思っている私は、駅のコンコースに面した店頭にどどーんと積み上がった『えのねこ』の姿に感動を通り越して、無の境地に至りましたよ。なぜか。仁王立ちしちゃった。



アップでもどうぞ。

POPのレコメンドも的確かつ面白そうですよね。

本は書店員の方々にこんなにも支えてもらっているんだなあ、とあらためて感謝しました。

こちらのお店でもサイン本を作らせてもらったので、よろしければ是非!



最後におまけで。

私が編集さんと今回行った書店まわりには含まれていなかったのですが、ポプラ社の営業さんから送られてきた有隣堂横浜西口店のお写真もなかなかの感動展開なので載せておきます。

わーっ。ずらりと並んでるーーーーーーっ。ありがとうございます!

今度こっそり行ってみよう。ここの前から動かない挙動不審な客がいたら、それは私です。



レポートは以上となります。

今回の書店まわりは、書店員さんのやさしさとやる気が心に沁みる、いい旅でした。

書店員の皆様、読者の皆様、ひきつづきご贔屓のほどをよろしくお願い致します。