『シェアハウスかざみどり』(繁体字版)発売。


海を越えたタイトルは『幸运合租屋』と言います。

単行本サイズです。

日本語版の単行本と同じく、新目惠さんの装画が目印!




中は当然すべて漢字なのですが、

横書きってことに衝撃を受けました。

でもまあ、考えてみれば、ネットは記事も小説も横書きですもんね。

日本の読者も、横書きの方が慣れてるって人が多くなってきているのでしょうか?

そのうち、縦書きバージョンと横書きバージョンを出す日が来たりして。

いやいや、予算の関係でそんなには刷れないか。

あ、でも、電子書籍だったら一発変換でOK???

などなど、とりとめなく考えてしまいました。









『ペンギン鉄道なくしもの係』のハングル版は本当に読めなかったんですが、

ふだんから使う漢字に助けられ、『シェアハウスかざみどり』の繁体字版は少しだけニュアンスがわかります。

たとえば、こちらの裏表紙。

登場人物紹介が載っているのですが、「風間晴生」の欄にご注目ください。

「単純善良」! 「単純善良」! 「単純善良」!

彼の性格を四文字でエグってきていて、私はフキましたね。そして3回もつづけて引用。


そんな風間晴生くんも出てくる『シェアハウスかざみどり』(繁体字版)。

海の向こうの皆様、ぜひよろしくお願い致します。請多關照!


ちなみに、日本語版は文庫本も出ておりますよ。

こちらもあわせて、よろしくお願い致します。