『七里ヶ浜の姉妹』(ハルキ文庫)発売。

装画:丹地陽子/装幀:五十嵐徹(芦澤泰偉事務所)




発売となりました。

あなたにとって平凡な1日は、誰かが願った奇跡の1日かもしれない──

そんなことを思って書きました。

姉妹と海と坂道、そして、犬みたいな名前で呼ばれる猫が、出てきます。


作品内容とは関係のない、まったくの私事ですが、

この作品の執筆中に、我が家の猫(10歳)が腎臓を悪くしました。

週に2日の透析ならぬ点滴通いが今もつづいています。

そのせいでしょうか。

作中で白猫が元気に飛び跳ねるシーンを書くと、しみじみホッとしたものです。

まあ、ウチの猫も今のところ、看護は必要だが命に別状はない状態だそうで、

薬のおかげで悪かった値も少しよくなってきています。

まだまだいっしょに長生きしような!

仕事納めはまだですが(納まるのか?)、私が今年出版する作品はこれで〆となります。

2019年は、『寄席わらしの晩ごはん』と『七里ヶ浜の姉妹』計2冊出しました。

読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。

いっしょに本を作ってくださった皆様、お世話になりました。


クリスマスもまだなのに気が早いとは思いますが、

来年もどうぞよろしくお願い致します。


あと、

『七里ヶ浜の姉妹』もぜひぜひよろしくお願い致します。